適度な施術間隔で脱毛がはかどる！？
成功のカギは毛周期にあり！

すべての体毛には毛周期という成長サイクルが存在しています。

このサイクルにしたがって、ムダ毛は成長しては抜けてを繰り返しています。この毛周期には3つのステージがあります。

1つ目のステージは「成長期」といって、ムダ毛が伸び始める時期です。

毛が皮膚の表面に顔を出し、ぐんぐん伸びていきます。この時期の毛は目ではっきりとその存在を確認することができます。ムダ毛処理のあと、しばらくして生えてきたムダ毛はこの「成長期」にあたります。

2つ目のステージは「退行期」です。

これは成長しきったムダ毛が活動をやめて、衰えていく時期のことです。弱った毛は「休止期」に自然と抜けていきます。

3つ目のステージは「休止期」です。

生えていた毛が抜ける退行期のあと、新しい毛が皮膚の下で成長を待っている状態です。この状態にある毛は、まだ皮膚の下にあるので目で見ることはできません。しばらくすると再び成長期に入り毛が生えてきます。

こうやって、毛は絶えず生まれ変わり続けています。光脱毛の施術では、ムダ毛の生産工場である毛根に繰り返しダメージを与えることで、この生えかわりサイクルを強制終了させることを目指します。

しかし、光脱毛で使うフラッシュが効果を与えられるのは成長期のムダ毛のみです。そのため効率よく脱毛をすすめるためには、毛が「成長期」に入るタイミングを狙って、施術を繰り返す必要があります。毛周期に合わせた適切な施術間隔が、施術の効果を最大限に引き出すポイントです。
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1つ注意してほしいのは、この毛周期は箇所によって異なるということです。
たとえば脇は比較的毛周期が短く、一度抜けた毛が生えかわるのにかかる期間は約4ヶ月といわれています。そのため脇脱毛の場合、一度光脱毛の施術を受けたら次は4ヶ月以内に施術を受けるといいでしょう。

実際には、より確実に施術を行うため、毛がだいたい生えそろう１～３ヶ月ごとの施術を案内されることが多いです。特に毛の量が多い最初のうちは、これくらいの間隔でサロンに通うのが望ましいといえます。

ただ脇は毛が太いため、光脱毛のフラッシュの効果が現れやすいといわれている箇所です。人によっては、最初の数回で、毛の生えるスピードが遅くなったなどの変化を感じることもあります。１～３ヶ月という期間はあくまで1つの目安です。

サロンのスタッフに相談しつつ、最適な施術のペースを探っていきましょう。なお、毛周期や施術のタイミングについての考え方はサロンによって異なりますので、サロンに直接お問い合わせするようにしましょう。
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背中の脱毛についてはどうでしょうか。
背中は脇よりも毛周期が遅く、毛が生え変わるまでに半年はかかるともいわれています。

毛周期に合わせて脱毛しようとした場合、背中の脱毛では施術のペースが他の箇所より遅くなる可能性があるのです。毛の量が多い最初のうちは、脇と同じように１～３ヶ月ごとにサロンに通ってもいいのですが、毛の量が減ってきたら施術間隔を調整する必要があるかもしれません。

具体的な施術ペースの決め方については、初回のカウンセリングのときなどに、あらかじめスタッフに確認してみることをおすすめします。背中の脱毛は施術のペースが遅くなりやすい分だけ脱毛完了までにかかる期間も伸びる傾向にあります。

さらに背中は細い産毛が生えるため、もともと光脱毛の効果が出づらい箇所だといわれています。個人差もありますが、他の箇所よりも期間をみておくといいかもしれません。詳細な情報については、サロンに直接お問い合せするようにしましょう。
◆◆「関連記事：サロンで始める背中脱毛！施術の間隔はどれくらい？」◆◆

多くのサロンでは、１～３ヶ月に1度のペースで施術を受けることを推奨しています。

だいたい1年に6～８回前後の施術を受けられるということになります。脱毛する箇所や個人の体質によって多少差はありますが、ムダ毛の自己処理がほとんどいらなくなる状態を目指すためには、約2年、12回以上の施術が目安になるといわれています。

このように脱毛には年単位の計画が必要になります。実際の施術間隔については、サロンによって異なります。詳細はサロンに確認してみて、自分の要望が叶えられるか相談してみましょう。
◆◆「関連記事：なるべく早く脱毛したい！脇脱毛の施術間隔はどれくらい？」◆◆

それでは逆に、施術の間隔をあけすぎてしまった場合についてはどうでしょうか。

これは、脱毛中の箇所の毛周期にもよるといえます。たとえば順調に施術が進んでくると、だんだん毛周期が長くなっていきます。

このような場合には、１～３ヶ月に1回といったペースで施術を受けるというよりも、3〜4か月に1回、場合によってはそれ以上間隔をあけてしまったほうが、かえって毛周期に合った施術ができる可能性もあります。

また、毛周期以外の問題により施術間隔があいてしまうこともありますよね。特に妊娠・出産ともなれば、脱毛が再開できるまで1年以上かかってしまうこともあります。「いくらなんでもあけすぎでは？」と心配になる人もいるかもしれません。

これについては、間隔があきすぎてしまったとしても、これまでの施術の結果がなくなってしまうわけではありませんので安心しましょう。

とはいえ、事情に関係なく間隔をあければその分だけ脱毛期間は伸びます。契約しているプランによっては、施術に有効期限があることもあります。有効期限内に施術の消化ができなくならないよう注意が必要です。
◆◆「関連記事：脱毛の間隔はどうやって決める？毛周期に合わせた施術が大切！」◆◆

効率よく脱毛をすすめるためには、毛周期に合わせて施術を受けることがポイントになります。

毛の量や生えるスピードの変化、箇所ごとの毛周期なども計算しつつ、適切なタイミングでサロンの予約を入れるようにしましょう。

むやみに施術回数を増やしても早く脱毛できるとは限らないうえ、肌によけいな負担をかけることにもなります。サロンのスタッフと相談しつつ、適度なペースでサロン通いを続けることが大切です。

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